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「組み立てる とは なにか」展 モデルフィニッシャー北澤志朗さんのカーモデル
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美しい車、すべてプラモデル。

できあがるのはいつも世界に一台。模型のすばらしさを、より多くの人に。

概要

概要

会 期|2018年 4月28日(土)〜 5月13日(日)※5月7日(月)休館

会 場|静岡ホビースクエア

入場料|500円(中学生以下無料)

協 力|ホビーのまち静岡・静岡模型教材協同組合・S.M.C

主 催|「組み立てる とは なにか」実行委員会

企 画|kumudesign

みどころ

1

「好きを超えて圧倒的に好き」
北澤志朗さんが組み立てる、技術を超えたカーモデルの魅力

 プロのフィニッシャーとして活躍中の北澤志朗さんは、20年以上のキャリアで、今日まで1000台を超えるカープラモデルを製作してきました。

 「同じ塗料を使っても、北澤さんと同じ色にならない」「テクニックは全て知っているのに、同じ魅力が出せない」その作品を見て、多くの模型愛好家が感嘆します。実際、北澤氏は独自の技術を発見しても、共有できるようにすぐに公開してしまうのです。一体なにが違うのか。

 北澤氏はカーモデルを組み立てながら、その車の生まれた時代背景を、その車のデザイナーの感性を、そして、その車の技術者達の思いを汲み取ります。制作する前に資料を取り寄せ、旧車のイベントや展示会に足を運び実車を見つめます。自らが組み立てることは、組み立ててきた人達への敬意と感謝でもあるのです。技術を超えた真摯な姿勢と精神が、その手から、模型に宿っていくのでしょうか。

「好きを超えて、圧倒的に好き」。その愛情が注がれたカーモデルをたっぷり皆様に楽しんで頂き、北澤氏の創作の秘密に迫ります。

北澤 志朗 (きたざわ しろう)

 1961年神奈川県生まれ。工業試作の技術者、模型店店主を経て、1995年よりモデルフィニッシャー、ライターとして活躍。 自動車模型を組み立てる。 模型雑誌の掲載用から企業への協力提供まで、依頼を受けて製作する他、趣味でも製作を続ける。
「自動車模型の楽しみ方」、「自動車模型 フルスクラッチ編」、「自動車模型製作テクニック集」(新紀元社)、他、共著も含め著書多数。 DVDに「模型道場ライトx2 カーモデルの作り方」(インストーリー)。 雑誌での連載、模型作例多数。2017年4月、ギャラリー
「ondo kagurazaka」にて個展開催。その他イベント、店舗等での作例展示多数。

2

車は美しい

写真と共に、息をのむ、模型の新しい展示を

 「私は自動車を〈人間の肉体と精神を拡張するデバイス〉と考えています」ー北澤さんは、実車の持つ空気感までを卓上の上に再現します。今回の展示では、模型と同時に、作品集となる、その美しさを捉えた沢山の写真を展示いたします。特設されたブースの中で、カーモデル一台一台と向き合い、撮影を続けました。合成は一切ありません。懐かしい車から、怒涛のスポーツカーから、可愛い珍しい車まで、模型の、そして自動車の魅力ををたっぷりと堪能していただけます。

3

プラモデルメーカーが集う模型都市・静岡から。

自動車模型の魅力を世界へ。

 タミヤ、アオシマ、ハセガワ・・プラモデルが好きな方なら誰もが知るメーカーが、静岡に集まっているのをご存知でしょうか。静岡の模型出荷額は、全国の大半を占め、毎年「静岡ホビーショー」を始め多くのイベントが行われ、世界的な注目を集めています。(今年の第57回静岡ホビーショーは5月10日から13日。本展示会は同時開催です)
 古くから木材加工がさかんに行われていた静岡は、職人が全国から集まる場所でした。その匠の技が木製模型に、そして現在の模型メーカーに受け継がれているのです。今回の展示会は、昭和30年に設立された「静岡模型教材協同組合」が出展している「静岡ホビースクエア」。その後、都内での展示を企画中です。

4

自分の手で、自分の色で、自分の思いで。
「組み立てる とは なにか」

 ホビーもデジタル化が進む中、自分の手で、プラモデルを組み立てるとは、どういうことなのでしょうか。

 パーツを切り取り、研ぎ、削り、磨き、自分の色で塗装する。調べる、迷う、決断する、そして分かる。能動的に完成へ向けて模型と向き合う姿勢は、対象をマクロとミクロ、両面から観察し、完成までのプロセスをイメージする力が自然に養われます。そして何よりも、そこに美しさが立ち現れます。

 模型の魅力を、もっと、たくさんの人に。そのはじまりの展示会です。

みどころ

同時開催 展示会

圧倒的な技術と個性

モデラー集団「S.E.M」展示会

​ 北澤さんの主宰するモデラーサークル「S.E.M」は昨年、設立25周年を迎えました。メンバーの方々の多くが、書籍や雑誌にその作品が頻繁に掲載される実績を持ちます。毎月行われる定例会では、自動車模型の製作技術から車の情報までを共有し、時には玩具メーカーから商品開発の相談までくる、とてつもない集団です。

今回、メンバーの皆様にご協力いただき、多数のカープラモデルを展示いたします。車への愛情があれば、どう組み立てるかは自由。模型の製作は時に年齢も職業も肩書も超えて、楽しさを共有することができるのです。

​※展示は「組み立てる とは なにか」展の入場券で入場可能です。

会場

会場

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